▼前回の記事はこちらから
秋のチェコは、たくさんのイベントで賑わっています。暗くて長い冬の前の、エネルギッシュな瞬間ともいえるでしょう。
今回は、秋の収穫祭であるホディの模様と、民族衣装とネイルのマナーについて、紹介したいと思います。
チェコのフォーフロアフェスティバル
チェコの民族衣装を、チェコ語でクロイといいます。私の住んでいる地域は、チェコの中でも伝統文化が盛んで、4年に一度開催されるフォークロアフェスティバルは、チェコ最大といわれています。
そこから秋にかけて、どこの地域でも収穫祭が始まり、この辺りは毎週お祭り騒ぎ。祭りの間は、めいっぱい歌って踊って飲み続け、仲間たちと朝まで賑わっています。
クロイは、地域や年代、用途など日本の着物と同様様々な種類があります。この日は、某市であるファッションショーを見に行く予定でしたが、急遽とある村の収穫祭であるホディに参加しました。
クロイのパレードは、ファッションショーのランウェイでもありますね。綺麗に盛装した人々が町中を歩きます。その間、歌ったり踊ったり飲んだりするので、なかなか進みません(笑)
民族衣装とネイルのマナー
クロイ着用時の派手なメイクやネイルは、基本的には控えるようになっていて、これは暗黙の了解のようなもの。素朴な昔からの伝統継承の名残かな、と感じます。大きな声じゃ言えませんが、チェコ女性のマスカラ使用量は半端ないですけどね（笑）
ネイルに関しては言えば、通常デザイン自体が、ワンカラーといって単色塗りのデザインが主流ですので、特に問題ではありません。強いて言えば、お祭り前には、蛍光色のようなクロイを邪魔しそうなカラーやデザイン、繊細なレース素材を傷つけないためにも、大きなストーンなどには気を付けてデザイン提案をしています。
そんなこの町のホディも、今月もうすぐあります。そろそろネイルチェンジの時期ですので、どんなデザインにしようかな。私は見る側なので、遠慮なくしたいと思います！
それではまた、チェコからお届けする、ゆるゆる海外ネイル日記をお楽しみに。来月お会いしましょう。
