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10月末はハロウィン。日本にいる頃は、子供たちにコスチュームを着せたりして、ずいぶんと盛り上がっていましたが、ここチェコではとんとやらなくなってしまいました。
だって、誰もやってないんだもの。残念。
チェコのハロウィンの過ごし方
そもそも、日本においてのハロウィンの認識としては、アメリカなどで定着している、イベント的風習の方が強いような気がします。コスチュームにお菓子。どちらかと言うと、大人も子供もお祭り騒ぎのような感覚。
本来の、宗教的な意味合いは無くなっているように思います。
ここチェコでは、そういったイベント的なものも増えては来ましたが、かなりの少数派。バーやクラブのパーティーや、子供向けのお楽しみ程度には見かけるようになってきましたが、個人的感想としては、まだまだ。
それでも、旬のかぼちゃを飾ったり、子供の小学校では、親が本気モードでかぼちゃのオブジェを作って競ったり(笑)それが、校舎の前に飾ってあって、日が経つにつれて崩れていく様がホラーですけどね。
チェコのハロウィンといえば [Dušičky]
チェコ語で、Dušičky=ドゥシチュキ と読みますが、11月2日は死者の魂に祈りを捧げる日となっています。
日本のお盆のようなものに当たり、お墓参りをしたり、造花やドライフラワーでリースを作り、ろうそくと共にお供えされます。
季節的にも、落ち葉が色とりどりと散り、寒さの強くなる頃ですから、空気もしっとりとした、もっと厳かな雰囲気です。
チェコのハロウィンネイル
チェコでのハロウィンネイルデザインに関しては、年々人気は高まっています。コスチュームに合わせて、という程ではないですが、いかにもハロウィン的なデザインは人気です。
とある映画のキャラクターだったり、蜘蛛の巣など、やはりちょっと怖い系(笑)ただ、そうなると、できる期間は限られてきますよね。
オレンジカラーとかぼちゃ、というところは世界共通なイメージですが、そこからのデザイン展開は、やはりチェコではズレを感じます。この時期は、ブラウンからオレンジ、カーキやベージュなどの秋っぽい色味やトーンが人気です。
去年のハロウィンにオーダー頂いたネイルは、ホラー映画のキャラクター全員集合。実にネイリスト冥利に尽きましたが、この時は、まだサラサラのボトルジェルを使用して描きましたので、苦戦いたしました(笑)
今年は、フラッシュジェルやミラーパウダーなどを使用して、キラキラとした可愛い系で攻めてみました。はたまた、チェコでも可愛い系は人気がでるのでしょうか?
それではまた、チェコからお届けするゆるゆる海外ネイル日記をお楽しみに。
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